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実践事例2「コミュニケーションとメディア」

実践者:岡本恭介 教諭(明成高等学校)

 

<単元のねらい>

  • コミュニケーションにおけるメッセージやメディアの意味を理解する。
  • コミュニケーションをうまく成立させるためにはメッセージに適したメディアを選択することが重要であることを理解する。
  • 文字や映像などのメディアの違いによって、表現方法や情報の伝わり方が違うことを理解する。
  • 情報化の進展によるコミュニケーションの変化は、ものの考え方や社会全体のあり方などに影響を与えていることを理解する。

<本時のねらい>

  • コミュニケーションとは何かを知る
  • コミュニケーションをとるためにはメディアが重要な役割を担っていることを知る
  • CMがどのように作られているかを知る
  • CMが制作者の意図によって伝わり方が違うことを知る

授業の流れ(本時)

■導入

  • 教師:コミュニケーションをどのようにとるか質問する。
  • 教師:コミュニケーションをとるためにはメディアが必要だということを説明する。
  • 教師:メディアのひとつとしてCMを取り上げ、情報がどのように作られているかを学習する授業のねらいを示す。 

■展開1

  • 生徒:CMにはどんな情報が盛り込まれているか、どんなことを注意して作られているか、ワークシートに書く。
  • 生徒:ワークシートに書いたことを発表する。
ワークシートはこちら
worksheet02.doc
Microsoft Word 34.5 KB

■展開2

  • 教師:実際にどのような過程でCMが作られているか、作り方によって印象の違いがあるか、教材を使いながら説明する。
  • 生徒:各自のPCから教材にアクセスする。

→フラッシュ教材「体験!編集の効果(CM分析)」

 

  • 生徒:音、キャッチコピー、色を自分で選び、その理由をワークシートに書く。
  • 生徒:作成したCMとそのように表現した理由について発表する。
  • 教師:生徒の発表から、音や文字にはどのような効果があり、どのように印象が変わるのかまとめる。
    ★メディアから情報を得る上でも、情報を作る上でも、制作者の意図が大きく反映されることを押さえる。

■展開3

  • 教師:実際のCMをいくつか見せて、どのような制作者の意図があり、どんな工夫がさせられているか、意見を聞く

■まとめ

  • 教師:表現方法には、制作者の意図があり、受け手は送り手の意図を考えて視聴する必要があることを説明する。
  • 生徒:ワークシートに今日のまとめを書く。
詳しい指導案はこちら
lessonplan02.pdf
PDFファイル 73.9 KB